ひろげよう創造と連帯
創造性を発揮し連帯をひろげることにより、大阪・関西経済の発展に貢献します。

経営幹部塾

充実した研修内容、他に類のない圧倒的研修回数(2年間、計24回)、塾生(優秀な経営幹部)が互いに刺激を与えあうことにより、

  • 経営全般の専門知識習得
  • かけがえのない人脈の形成
  • 人格の成長
  • 経営者への強い感情移入

を実現します。

2年間のカリキュラム

年度 開催月 テーマ
初年度 4月 1 経営幹部塾結成会
5月 2 講義(1)「マーケティング」
6月 3 会社見学(1)
7月 4 講義(2)「中期経営計画」
8月 5 会社見学(2)
9月 6 講義(3)「リーダーシップとマネジメント」
10月 7・8 会社見学(3)〜(5)【地方一泊研修】
11月 9 講義(4)「営業管理」
1月 10 講義(5)「生産管理」
2月 11 会社見学(6)
3月 12 講義(6)「人事管理」
2年度 4月 13 会社見学(7)
5月 14 講義(7)「財務」
6月 15 会社見学(8)
7月 16 講義(8)「交流分析」
8月 17 会社見学(9)
9月 18 講義(9)「IT」
10月 19 会社見学(10)
11月 20 講義(10)「労務管理」
12月 21 会社見学(11)
1月 22 講義(11)「法務」
2月 23 講義(12)「経営戦略」
3月 24 経営幹部塾修了式

※テーマは時流を勘案し、変更する場合があります。

講師

甲南大学経営学部教授 商学博士西村 順二 氏
「マーケティング」「経営戦略」
プログレスビジネスコンサルタンツ(株) 代表取締役野路井 達 氏
「中期経営計画」
大阪経済大学 経営学部・大学院 経営学研究科 教授高原 龍二氏
「マネジメント・リーダーシップ」
プロフィットアップ 代表片桐 明 氏
「営業管理」
エルアール・ビジネスコンサルティング 代表末永 伸正 氏
「生産管理」
多田羅社会保険労務士事務所 代表多田羅 秀之 氏
「人事管理」「労務管理」
税理士法人岡本事務所 税理士平山 龍也氏
「財務管理」
(株)正峯 代表取締役川合 由美子 氏
「交流分析」
(株)アイ・エス・アイソフトウェアー 代表取締役前田 丈彰 氏
「IT」
清原法律特許事務所 代表清原 直己 氏
「法務」

※上記講師は変更となる場合がございます。

見学先と講演者(過去の実績)

(株)棚澤八光社 代表取締役社長
棚澤 肇氏
タカヤマ金属工業(株) 代表取締役社長
高山 正義氏
(株)精和工業所 取締役会長
山下 清一氏
(株)福井製作所 代表取締役社長
福井 洋氏
中村留精密工業(株) 総務部部長
宮崎 悟氏
(株)東振精機 専務取締役
中村 俊介氏
トラスコ中山(株) 代表取締役社長
中山 哲也氏
松下資料館 館長
遠藤 紀夫氏
アンダーデザイン(株) 代表取締役社長
川口 竜広氏
(株)ノリタケカンパニーリミテド 広報室主事
深谷 基嗣氏
川村義肢(株) 代表取締役社長
川村 慶氏

経営幹部塾参加者の声

当時を振り返る中で最初に思い返したのは、初回の講義で大西塾頭から頂いた講和の内容です。「中小企業において社外との連携は専ら社長の仕事で、その他は幹部といえども社内にしか目が向かないのが実情。しかし、中小企業の殻を破るには幹部も積極的に社外との連携を図る必要がある」という話に深い感銘を受け、当時の私は社内しか見えておらず反省したことを思い出します。

訪問させて頂いた様々な会社の経営者の方から教えて頂いたことが懐かしく、また、改めて経営幹部塾で得た多くの気付きが、現在の私の糧になっている事を感じました。特に「経営資源である人・もの(技術)・金を高める事が経営者に課せられたミッションであり、これらの実現には、それぞれ時間軸を変えて捉えることが重要である。お金は追うものではなく結果として付いてくるもの、即ち過去のものとして捉える。もの(技術)は日々の現場の活動により生まれるもので、一足飛びに考えない。そして、人は未来視点で期待と感謝の気持ちにより成長する。」という二年間の学びから得たこの気付きは、現在も様々な場面で私の判断の基軸になっています。

研修後の懇親会では異業種ゆえに毎回忌憚のない意見を交換出来る事は大変ありがたく温かみを感じました。同期生の皆様は人格者ばかりでとても良い刺激を受け、幹部とはどういう事かを考え、今後目指さなければいけない指標と、これまで以上の自覚が生まれました。

経営幹部塾では多くの事を学びましたが、講師の方々には現役の企業経営者も多く、経験に基づいた実のある内容は大変参考になり、魅力の一つだったと思っています。その中でも「経営者と経営幹部は責任の範囲が大きく違う。会社にもしもの時があったときに、経営者は全てを失うが、経営幹部はそうではない」と言うお話には、「経営幹部塾に送り出して頂いた社長を助け、更に責任を分かち合える様な信頼出来る人間性を身に付けないといけない」と改めて気付かされました。また、何でも自分一人でやろうという考えをやめて部下やチームと一緒にやろうという考えも幹部塾で学び、少しずつ自分を変えていけたのではないかと感じています。

研修要項

参加資格
中堅中小企業の経営幹部及び経営幹部予定者。(年齢は原則30~55才)
定員
20名
参加費用
当協会会員:年間16万5千円(消費税込)
当協会会員外:年間18万7千円(消費税込)
※地方一泊研修時の宿泊費・交通費は別途請求(1回3万円程度)
開催期間
2年間(4月から2年後の3月まで)
開催場所
講義は原則堺筋本町駅近隣の会議室
開催時間
講義:18時~20時
会社見学:15時~17時
※講義の回は、研修終了後懇親会を開催(別途費用不要)